★強制送還 (検証)



①差別的対応を受けたと米人権擁護団体「全米市民自由連合」(ACLU)に苦情を訴えた。同連合は11日、米国土安全保障省に改善を申し立てたことを明らかにした。

*論点は、『正当か又は不当』な理由による入国拒否なのか?

 それとも、敬意と尊厳をもって扱われなきゃいけないと言う

 『人権問題』なのか?   

②ハワイに住む恋人に会うため同空港に到着。

*滞在先住所と滞在期間と、恋人という人物への不審点。

②尋問した係官に、手話通訳者を紹介するよう繰り返し求めたものの無視された。

*手話通訳者と言っても、元々『手話は世界共通』ではない。

 点字も同じく世界共通ではない。

③英語で読唇や筆記を強要されたが理解できなかった。

*最初の段階では、スマートホンを所持していたのだから、

 スマホ(翻訳アプリ等)を利用して筆記は出来た筈。

 日本語と言う観点なら、通常その人物が利用した

 航空会社の人間が、トラブル時にイミグレーションから

 コミュニケーションの補佐を要請される。

 もし旅行会社が絡んでいた場合には、その会社にも

 詳しい内容は知らされないが、インフォメーションとして

 『留置』となっている事は、情報として入る。

④尋問は7時間に及んだ。

*入国させることが出来ない、多種に渡る問題点。

⑤係官は女性を後ろ手にして手錠をかけ、手話を封じたまま留置施設に移送。携帯電話も取り上げ、外部と連絡できなくした。女性は朝まで16時間拘束された。

*通常行われる『入国不審者』に対するイミグレーションの対応。

⑤1月31日~2月1日に、帰国を余儀なくされた。 

*入国審査の結果、イミグレーションが入国不適切人物と判断し強制送還。 

 

◎女性は同連合の聞き取りに「とても怖く、心細かった。

他の聴覚障害者は基本的な敬意と尊厳をもって扱われるようにしてほしい」

と要望した。 

*アメリカは『善人説』の国ではなく、『原罪説』の国なので、

 元々から『善人』とされる日本的弱者・障害者にも

 日本とは違い、平等・公平に対処する。