★Tower of Babel.


最初、小さな集団(群れ)で行動し、小さな環境からその集団が大きくなって村単位となり、郡単位となり、町単位となり、国単位となるまでには、その集団での言葉の表現力は日常会話レベル、即ちシンプルで、その集団の人間に限って判る表現方法で話されていた。

しかしそれは『言語』と言えるものではなく、あくまでも個体単位の一つの表現的『言葉』と言わざるを得なかった。それが国という単位となり皆で行う公共事業としての巨大プロジェクトを行う時、今までばらばらに使われてきた『言葉』は統一され、誰でもが解かる『言語』としての重要性を帯びて来た。

そのような国単位のグループが色々な地域で発展してきた時に、その違う組織が存在することを認識した国を治める者が、今度は『文化』の違いを理解し、その他国の『文明』に対処するには、どうすれば良いかが問われるようになってきた。 

その違った文明が同志となり、一度は『世界統一政府』の様に集結し、天(神)にも届こうとする塔を建設した時、神はその人間の傲慢さに怒り、その統一された言葉をバラバラとして、その人間の野望を粉砕した。その後、分断された個々の言語と文明を持った人々は世界に散っていった。

そして・・・その時に神の怒りをかった傲慢さは、人々のDNAからも消去され、それからの『*輪廻転生』としての結果が、EUの崩壊や各国間における紛争に見られるような現在の世界状況でもあるのだが・・・

 さてDNAから消去された筈の『Globalisation』とは、神の意志なのか?サタンの仕業であるのか? 

*補足:類は類を呼ぶ。Class calls a friend. 

tommy's Ownd

Peter Pan of Neverland.